管理番号 | 新品 :09568155 | 発売日 | 2024/08/19 | 定価 | 19,000円 | 型番 | 09568155 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
〈近代見聞〉善悪業報因縁集[近代見聞善悪業報因縁集] ★ゆうパック着払い 【判型】半紙本5巻5冊。縦225粍。 【作者】一叢軒露宿(河久露宿)編。採璞(サイボク)校。 【年代等】天明6年8月、採璞序。天明6年冬、華箋堂友水跋。天明8年春刊。[京都]銭屋利兵衛ほか板。 【備考】分類「教訓」。1巻見返しに本書を紹介するように、善因善果・悪因悪果の物語を多く集め、勧善懲悪を諭した絵入りの教訓書。採璞の序文や華箋堂友水の跋文によれば、豊後国臼杵の城下に住む露宿居士が書き集めた勧善懲悪の書『仮山簣(カザンキ)』の中から特に「善悪業報」に関するものを抜粋して編集したものが本書である。1巻は「善悪業報仏教の大意」から「(ウナギ)の料理茶屋現に報を受て渡世をあらためし事」までの9話、2巻は「殺生の業、子に報し事」から「嫉妬の念強く現身鬼女と成し事」までの10話、3巻は「入棺せし亡婦顕れ出て怨ある人の首を取し事」から「観世音菩薩身替に立給ふ事」までの8話、4巻は「先妻の死霊、後妻を悩ませしを仏力を以て助くる事」から「江戸品川の遊女都が志の事」までの6話、5巻は「我身に咎を引受て他の難儀を救し善業の果の事」から「因果の理を知て心を改し仁の事」までの7話。また、訓話の多くに露宿や採璞らの評言を付して訓話の趣旨を強調する。 ★原装・題簽付・美本。記名なし・蔵書印あり。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、原装題簽付・5冊揃いが、20,000円~49,500円】。