管理番号 | 新品 :48225165 | 発売日 | 2024/10/13 | 定価 | 11,000円 | 型番 | 48225165 | ||
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カテゴリ |
近代世事談 本朝世事談綺 天保求板 菊岡沾凉 随筆 【判型】半紙本5巻3冊。縦221粍。 【作者】菊岡沾凉(崔下庵・米山)作・跋。 【年代等】享保18年11月、松永拠徳序。享保19年1月刊([江戸]万屋清兵衛ほか板)。天保7年9月求板。[大阪]河内屋茂兵衛ほか板。 【備考】分類「随筆」。民間で常用される種々の品物、諸芸、風習などに関する事物や名称の起原を説明したもの。取り上げた事項を9種類の門類を立てて分類整理してある点に特色がある。すなわち、巻1には、(1)衣服門(織物・染色・着物・小物・蒲団などに関する37項目)、(2)飲食門(茶の湯各流派・菓子・餅・漬物・豆腐・薬品などに関する40項目)を収録。巻2には、(3)生植門(野菜・草花などに関する28項目)、(4)器用門(楽器・陶器・調度・武器・化粧具・庖丁・乗物などに関する57項目)を収録。巻3には、(5)態芸門(香・蹴鞠・能狂言・刀剣・遊戯・浄瑠璃・小歌・芝居などに関する51項目)を収録。巻4には、(6)歳時門(門松・藪入り・雛・七夕・盆・十夜・節季候・時鐘など27項目)、(7)文房門(連歌・俳諧・短尺・仮名・書道各流・絵画各流などに関する57項目)を収録。巻5には、(8)人事門(藪医・仏師・瓦工・大原女・傾城・月代など24項目)、(9)雑事門(鹿島立・辻占・一里塚・水車・厄年・線香など30項目)を収録。記述の仕方は、それぞれの事物や名称の由来を簡単に解説する形で、引用する書目は、有職・歴史に関するものを主とするが、さほど多くはない。また、絵図による説明も随所に散見する(「日本古典文学大辞典」参照)。 ★原装・題簽付き・状態良好(表紙やや傷み)。【参考価格(初出品時の相場です):日本の古本屋で、5巻揃いが、3万5000円~12万1370円】。